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はじめに
格安SIM会社の中でも、ユーザー満足度がトップクラスともいわれているmineo。 ユーザーのレビューでも評判の高い声が聞かれています。
その理由の一つは、auもdocomoも選べて、幅広い人びとの乗り換えに対応できるMVNOという点です。 今回は、mineoのau回線プランを選ぶ際に、知っておきたいことを一覧にしてまとめてみました。
mineoではau回線が使えます
現在存在する格安SIM会社の約9割は、docomo系の回線を利用しています。 つまり、元々持っている機種のまま、格安SIMにキャリアを移行したい人は、もともとdocomoユーザーなら、大半の格安SIM会社にそのまま移行できるのですが、SoftBankユーザーや、auユーザーだと、その端末が使えない場合が多いということです。
しかしmineoでは、au回線のプランを選ぶことができるので、元々auユーザーで、au端末を持っていたら、SIMロック解除をすることなく、そのまま格安SIMに移行できるのです。 ただし動作確認済の端末でない場合は上手く繋がらない場合があるので注意しましょう。
ちなみに、2015年5月以降に発売されたau VoLTE端末の動作確認については、SIMロック解除が必要となります。 また、キャリア関係なくMNPはできるので心配いりません。
mineoでは、docomo回線を使うプランをDプラン、au回線を使うプランをAプランと呼びます。 音声通話SIMの場合は、docomo回線のDプラン比較するとAプランの方が安くなっています。
Dプラン
基本データ容量 | シングルタイプ (データ通信のみ) | デュアルタイプ (データ通信+090音声通話) |
500MB | 700円 | 1,400円 |
1GB | 800円 | 1,500円 |
3GB | 900円 | 1,600円 |
6GB | 1,580円 | 2,280円 |
10GB | 2,520円 | 3,220円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
30GB | 5,900円 | 6,600円 |
Aプラン
基本データ量 | シングルタイプ (データ通信のみ) | デュアルタイプ (データ通信+090音声通話) |
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,580円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |

mimeoのauプランの特徴
格安SIMに変えるときに気になることとして、料金の次に挙がるのが、通信速度が遅いかもしれないということでしょう。 SIMブック独自の調査によると、Dプランの最高速度は下り85.65 Mbpsで、Aプランの最高速度は下り69.85Mbpsという結果になりました。 計測場所や時間帯にもよるので一概には言えませんが、動画が途切れることなく視聴できる速さが3Mbps程度と言われているので、mineoの速度は十分です。
ただ、mineoでSIMとセットで端末を購入した場合は心配はいらないのですが、自分でSIMフリー端末を用意した場合、Aプランだと相性が合わずに使えないということも、ときどきですが起こるようなので、SIMフリー端末でAプランでもDプランでも良いという人は、Dプランを選んだ方が無難時といえるでしょう。
持っていたau WALLET はmineoの支払いには使えません
au WALLETとは、auから出ているカードのことです。 もともとプリペイド式の電子マネーでしたが、クレジットカード機能を持った「au WALLET クレジットカード」が開始され、「au WALLET クレジットカード」と「au WALLET プリペイドカード」とわけて呼ばれるようになっています。 au WALLETは、auユーザーのためのサービスなので、auで契約している人しか申し込むことができません。
mineoはAプランがあることから、もともとauユーザーだった人が乗り換える場合が多いのですが、その際、auは解約することになります。 解約すると、au WALLET クレジットカードは年会費 1,250円(税別)を払うと使用し続けられますし、au WALLET プリペイドカードは、利用期限がくるまでは使い続けることが可能です。
そこで気になるのは、mineoの支払いに、au WALLETでの支払いができるのかどうかということでしょう。 結論からいうと、使用できません。 なので、プリペイドカードの場合は、期限が切れる前にほかの店舗などで使い切っておくと良いでしょう。
auからdocomoの回線に切り替える
もともとau端末を使って、mineoでSIM契約をしている人は、Aプランで契約しているはずです。 しかし途中で端末を新しく変える際、docomo端末に変えたいということが起こるかもしれません。 変更後もmineoでの契約を続けたいという人は、AプランからDプランへの変更が可能です。
プランの変更は、mineoのマイページから行います。 その後の手順は、申し込み完了後に指定された住所へ、新しいSIMカードが到着します。 そのSIMカードを今までのものと差し替えて使用しましょう。
その際、端末の割賦や、データの残容量、メールアドレス」などはそのまま引き継がれます。 注意したい点は、変更事務手数料として、2,160円がかかることと、変更申し込みをして審査が通った後から、手元に新たなSIMカードが届くまでの2~3日、SIMカードが利用できない期間が発生するという点です。

mimeoのau回線で使える端末はこちら
ユーザー数の多いiPhoneも、Aプランで使用することができます。 mineoの公式ホームページにおいても、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7Plusまでは動作確認が行われ、使用できるという結果が掲載されています。
ただし、注意したいのは、AプランでiPhoneを使う場合、テザリングができないということです。 ほかのSIMが入っていない端末と一緒に使う場合など、テザリング機能が必要になる人は、別の端末を選んでください。
ちなみにDプランだと、iPhoneでもテザリングは行えます。 iPhoneのOSをアップデートした後はAPN設定を再確認する必要があります。 ほかにmineoのAプランで、SIMとセットで購入できる端末で、人気のおすすめ端末は以下の通りです。
「arrows M03」は、高スペックを求める人におすすめの端末です。 日本製なので安心感もあり、防水機能もついているので、子どもがいる方や、屋外で使用する場合が多い人からの口コミが多く聞かれています。 また、はじめは安い端末でスマートフォンデビューをしたい、という人には「ZenFone Go」がおすすめ。 シニア・キッズ向けのモードも搭載されています。

au端末を利用する人におすすめのmineo
mineoのAプランでは、au端末が利用でき、通信速度のスピードも問題なく使えます。 また、安定した速度が続く時間も、他社に比べて長いという調査結果もあり、ストレスフリーに使用できるでしょう。 mineoなら、持っている端末がau端末時でも、買い替えずに格安SIMに移行できますよ。 使っていて何かわからないことがあれば、mineoのコミュニティサイトや、mineoのshopで相談してみましょう。 格安スマホに変えるタイミングの方、mineoはいかがでしょうか?